誰も書かない、腸内細菌が老化するハナシ

様々なサイトを検索しても、腸内細菌に関する本を読んでも、免疫との関係では腸内細菌の数にしか着目されていません。 ラクトザイムは、 腸内細菌の質に着目した製品です。
私たちは、腸管免疫システムのスイッチを入れるためには、 腸内細菌の質、すなはち腸内細菌の仕事能力が重要と考えています。 老化などにより仕事能力が低下してしまった腸内細菌を増やそうとしたり、他人の菌を放り込んで刺激したところで、腸内細菌の老化は止まりません。

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新着情報

2024.3.6 2023年末に下記住所に移転いたしました。
〒224-0057 神奈川県横浜市都筑区川和町802-1
TEL:045-530-5856



2022.10.17 無料で読める電子書籍「運動しても痩せない理由」を追加しました



2022.2.2 コラムページを追加しました
コラム: 戦う武器と守る武器



2022.2.2 販売者専用フォーラムサイトを作りました



2022.1.12 「乳酸菌生産エキスの機能性」ページを追加しました
コラム: 腸管の機能回復と脂肪細胞を読む



2022.1.12 「乳酸菌生産エキスとは」ページを追加しました
コラム: 消化と醗酵と腸内細菌
コラム: なぜ培地に豆乳を使うか
コラム: 腸と免疫の関係
コラム: 寿命と健康食品
コラム: 乳酸菌生産エキスと酵素



2021.12.22 「腸内フローラと免疫力」ページを追加しました
コラム: 免疫のアクティベートを読む



2021.12.13 「腸内フローラと健康」ページを追加しました
コラム: 「食物繊維とLZの吸収」を読む
コラム: 「食品アレルギーとラクトザイム」を読む



2021.11.24 コラムページを追加しました
コラム: 乳酸菌生産エキスと相棒



2021.11.8 「弊社製品の特徴」ページを追加しました
コラム: 当社の「いたしません」



2021.11.2 「企業情報」ページを追加しました
コラム: SDG'sへの取り組み



2021.10.20 「TOPページ」を更新しました



2021.6.14 コラムページを追加しました
コラム: 「栄養と栄養素の違い」を読む
コラム: 「炭水化物と糖質について」を読む



2021.2.10 コラムページを追加しました
コラム: 「乳酸菌と流鏑馬(やぶさめ)」を読む



2021.2.1 「乳酸菌生産エキスとは」ページを追加しました
コラム: 腸内環境とは何か
コラム: 乳酸菌生産エキスとアレルギー



2021.1.20 「乳酸菌生産エキスの機能性」ページを追加しました
コラム: 他社製品に含有される総ポリフェノール量を測定する
コラム: 他社製品に含有される核酸を測定する
コラム: 他社製品に含有されるペプチドを測定する



2021.1.13 コラムページを追加しました
コラム: 「サプリメントの思い込み」を読む



2020.12.14 コラムページを追加しました
コラム: 「腸内細菌は免疫機能のコンダクター」を読む



2020.11.25 新大豆 令和2年度(2020年度)産新大豆入荷しました!
11月30日より「令和2年度産の新大豆30kg」の販売を開始します。ご注文をお待ちしております。
1kg単位の販売については選別に時間を要しますので、販売開始までもうしばらくお待ちください。
例年、新大豆は発売開始と同時に多くのお客様から注文いただくため、発送までにお時間を頂いております。どうかご了承ください。
 >>ご注文はこちらから



2020.11.11 「腸内フローラと健康」ページを追加しました
コラム: 「バイオティクスとは何か」を読む



2020.11.9 「腸内フローラと健康」ページを追加しました
コラム: 「菌の活性度とは何か」を読む



2020.10.21 コラムページを追加しました
コラム: 「平均寿命と健康寿命」を読む



2020.10.19 コラムページを追加しました
コラム: 「早わかり:乳酸菌生産エキスとは」を読む



2020.9.16 「腸内フローラと短鎖脂肪酸」メニューを追加しました
コラム: 「腸内フローラと短鎖脂肪酸」を読む



2020.8.31 コラムページを追加しました
コラム: 「腸の老化はどこから始まるか」を読む



2020.7.20 「腸内フローラと免疫力」ページを追加しました
コラム: 「腸管免疫系とは」を読む



2020.7.17 「自然免疫と獲得免疫」に加筆しました



2020.6.24 コラムページを更新・追加しました
コラム: 「COVID-19と自然免疫力」を読む



2020.6.23 コラムページに記事を追加しました
『腸内環境を整えよう』『腸内環境を改善するヨーグルト』・・・よく聞く言葉です。
では、腸内環境とは何を指すのでしょうか。
あるいは、腸内環境は本当に運改善するものなのでしょうか。つづく



2020.6.17 コラムページに記事を追加しました
新型コロナウイルス、COVID-19感染症のパンデミックが起こり、世界中で何百万人もの感染者が出ている。集中治療室に送られ、人工呼吸器を装着する段階に至った患者の半数以上が亡くなっているとされる。 これら、亡くなった患者の多くが重症化によって生じる免疫反応の暴走(サイトカインストーム)や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)であるととされ、既存薬を転用して治療に使いながら、現在各国で開発中のCOVID-19治療薬は、 ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、サイトカインストームなどを改善する薬剤に分けられる。つづく



2020.6.12 「販売ご検討の企業様へ」ページにメッセージを追加しました
当社では乳酸菌生産エキスの販売をご検討の方への情報を提供しております。是非参考にしてください。



2020.5.14 「他社と異なるスタンス(開発姿勢)」ページを更新しました
当社では乳酸菌生産エキスの販売をご検討の方への情報を提供しております。是非参考にしてください。



2020.5.13 「OEM・PB」ページを更新しました
当社では乳酸菌生産エキスの販売をご検討の方への情報を提供しております。是非参考にしてください。



2020.4.27 ゴールデンウィーク休業日のお知らせ
誠に勝手ながら4/29〜5/10は休業日とさせていただいます。 休業中にいただいた「お問い合わせ」や「ご注文」につきましては、 5月11日(月)以降に対応させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。



2020.3.16 令和元年度産大豆が完売しました
令和元年度産大豆を、本日すべて完売致しました。
たくさんのご注文をいただき、誠にありがとうございました。
令和2年度産の無農薬大豆の栽培の様子は、あらためて 無農薬大豆サイトで公開致します。引き続き宜しくお願い致します。



2020.3.4 ラクトザイム製品例を更新しました
乳酸菌生産エキスは、腸内フローラを作用点とした腸管免疫系や、脳腸相関と言われる脳と腸との相互関係に介在する中心的な役割が注目されています。



2020.1.30 無農薬大豆サイトを更新しました

腸管免疫システムに直接アプローチする乳酸菌生産エキス

サーマルサイクラー

メチニコフ(※1)の名前を知らないまでも、腸内フローラと健康との関係は今や常識となりました。
以前は、混沌としていた腸内の様子が、近年、 次世代シークエンサーを用いた腸内細菌叢の網羅的メタゲノム解析が行えるようになったことで、腸内フローラがヒトの健康と疾患に重要な 役割を担っていることが次々と明らかになってきました。
その結果、免疫機能などの生命維持機構は言うに及ばず、腸内細菌の関わりが脳にまで及ぶことが判明し、腸は第二の脳と呼ばれるようになりました。

その一方で、「腸内フローラ」という言葉を枕詞に、腸内環境の改善を謳(うた)う、乳酸菌などのプロバイオティクスや、食物繊維、オリゴ糖や難消化性デキストリンなどのプリバイオティクスの販売商戦が繰り広げられています。
テレビCMで乳酸菌飲料メーカーが『老化は腸から』『腸内環境を改善しよう』とアピールする中、それらのサプリメントや乳酸菌製品を摂るだけで、はたして健康になるのだろうかと、疑問を感じる方も多いと思います。
これらの製品の原理は基本的に、腸内にいる善玉菌を増やしたり元気にして、腸内フローラの状態を改善して健康になる、というものです。
老化と腸内フローラに密接な関係があることは、何となくはイメージをしながらも、疑問を感じながら食べている方も多いのではないかと思います。

実は腸内フローラが行なっている仕事のうちの大部分が、腸内フローラを構成する腸内細菌が産生する生産物質にあることがわかっています。
なかでも最近では、乳酸菌が食物繊維を分解して生産する短鎖脂肪酸という物質が、感染予防の機能性を持つことや、制御型T細胞という免疫細胞を誘導したり、あるいは大腸の粘膜を刺激して蠕動運動を促進するなどの様々な機能性があることで注目されています。
ところが近年、英国の研究者らが高齢者の糞便のメタゲノム解析を行い、加齢により腸内細菌がどれほど変化するか、その遺伝子を調べてみたところ、驚くべきことに 高齢者の腸内細菌には 短鎖脂肪酸を生成する遺伝子そのものが欠如していることが判明しました。
老化により機能性を生み出す遺伝子そのものが消失してしまうのでは、もはやプリバオティクスやプロバイオティクスによる機能回復は、到底望めないことになります。

さて、当社が腸内フローラについて提唱するプランは、活性度が高い乳酸菌のみが生産するエキスを摂取することによって、老化して機能低下した腸内フローラを対象とせずに、 直接的に私たちの健康を支えている免疫システムにアプローチし、 免疫機能を直接アクティベート(起動)するLAPという方法です。

乳酸菌生産エキス

言い換えれば、加齢とともに老化し遺伝子レベルで機能低下してしまった腸内フローラを、無理に若返らせようとはせずに、腸内フローラが本来行うべき機能を、元気な乳酸菌が生産するエキスを直接取り入れることで補う。
つまり 免疫システムが本来求めている成分や情報を別に用意して ダイレクトに届ける という方法です。


乳酸菌生産エキスと乳酸菌と腸壁 乳酸菌生産エキスと乳酸菌と腸壁

メチニコフ

※1 メチニコフ(1845-1916):細菌が作り出す腐敗物質こそが老化の原因とし、ヨーグルトが長寿に効果的と唱えたロシアの細菌学者


乳酸菌生産エキスとは

乳酸菌生産エキス

私たちが100年もの間生きられる理由の一つに、体内外の微生物が病原菌やウイルスなど様々な外敵から体を守っていることが挙げられます。
特に、腸内フローラを中心とする免疫系の防御システムは最強で、腸内細菌が直接、腸壁に触れる事や、腸内細菌が分泌する様々な培養産物(生産物質)が腸壁から 吸収されることで免疫細胞を刺激、免疫システムが刺激を受けて、様々な化学反応を経て私たちの健康が守られているのです。

その腸内フローラが、加齢とともに遺伝子レベルで機能が低下していくことは先に述べました。私たちの体の中で、老化しないパーツは一つもありませんので、腸内フローラも例外ではなかったわけです。
遺伝子に抗い、時計の針を逆回しにして細胞を蘇らせる研究は別の専門家にお任せするとして、失われつつある私たちの免疫力を回復する手段として、私たちは別の方法を考えました。
それは、 私たちの免疫システムの最前線である腸壁で、センサーとして働いているこれらの免疫細胞に、直接アプローチする、と言う方法です。

これを具体的に実現したものが、乳酸菌生産エキス(乳酸菌生産物質)です。
当社はこの乳酸菌が生産するエキスを独自に製造し、 ラクトザイムという呼称で、機能性を持った食品や化粧品の基礎成分として販売をしております。

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COVID-19と自然免疫力

covid-19

今般のコロナウイルス(COVID-19)について、多くの論文が発表されている。
これらの論文によると、コロナ感染者の死亡率は全体で3.7%であり、年齢と深い相関が見られるようだ。
50歳以下では1%以下の死亡率だが、50歳より死亡率は増加し80歳以上の場合は約15%に達している。 年齢の他にも、リスクファクターとして高血圧、心疾患、糖尿病など、いわゆるメタボリックシンドロームがあるようだ。 これらのリスクファクターの共通性は明らかになっていないが、感染に対する抵抗性を生み出す自然免疫が関係していると考えられるとされ、特に、その基盤となっているマクロファージなどの貪食細胞の機能低下が大きな可能性となっているようだ。 実際、加齢に伴い多くの慢性疾患において、マクロファージの貪食機能の低下が知られている。

なぜワクチンを打つのか

また一方、コロナと自然免疫力との関係では、BCGワクチン摂取を実施した地域に、感染の発症や重症化が少ないことが示唆されている。
この傾向のメカニズムは、BCGによる自然免疫のメモリーやトレーニングがあるのではないかと注目されている。 しかし、BCGは生菌による生ワクチンであり副作用も強く、安易にコロナに予防目的で使用することはできない。
これらを総合して考えると、COVID-19の感染や重症化を予防するためには、自然免疫力が高い状態を維持していることが有効だと考えられる。 自然免疫を高い状態に維持することはすなはち、腸管免疫系を起点とする全身の免疫機能を高めておくことであり、本来、活性度の高い善玉菌が担っている、腸管免疫細胞をアクティベートするための情報伝達が活発に行われることを意味すると考えられる。 乳酸菌が生産した LACTZYMEのようなエキス成分が、ますます重要性をもった存在となるのではないだろうか。



※資料中に使用した写真類の版権は、すべて株式会社ラクトザイムに帰属します。
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