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水戸黄門は一人では闘えない

免疫とはたくさんの細胞の共同作業

ラクトザイムと脂肪細胞、そしてアディポネクチンというスーパーホルモンを結びつけたきっかけは、十数年前に某学会々場で購入した「実験医学」という一冊の学術誌でした。
その記事の中に脂肪細胞とアディポネクチンいう言葉を見つけた時が、モヤモヤとしていたラクトザイムの働きと、今まで自分が行ってきた各種動物実験や臨床試験で得た結果が、1本の線でつながった瞬間でした。

私はそれまで、ラクトザイムの飲用によって糖尿病や癌、心臓疾患などが改善していく様々な臨床結果を、元々体の中に存在しているラクトザイムが、言わば免疫力という葵の紋をかざす、水戸黄門のような存在だからだと考えていました。
水戸黄門と言えば、毎週違った相手の悪玉が登場しながらも、必ず最後はワンパターンの結末で終わる定番の人気番組です。
黄門様の印籠を免疫力に例えるならば、どのような悪玉が現れようと、印籠の効果は80年くらいは続いてくれないと困ります。
しかし実際は、体内において病気がひれ伏していたのは、黄門様の影となって活躍する助さん格さん役にあたるような、脂肪細胞が作り出す物質なのではないかと考えたのです。

その後、油の塊だと思っていた脂肪が、実際は核を持ち生き続ける脂肪細胞組織であり、証明のための何回かの細胞試験を経て、体内で生きた脂肪細胞が作り出すアディポネクチンというホルモンが血液中で働くことにより、様々な福音をもたらす救世主となることが分かるまで、そう時間はかかりませんでした。

60兆と言われる細胞で作られる私たちの体ですが、その細胞のかたまりが80年以上も生き続けられるためのエネルギー吸収組織と考えられてきた腸は、数百兆もの腸内細菌を抱える免疫機関でもあり、また腸内細菌が作り出すラクトザイムは、腸壁を通じて脂肪細胞へ働きかけるメッセンジャーだったのです。


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