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腸内善玉菌の増殖促進

乳酸菌などを含めた細菌には、目や耳、あるいは手足などの視聴覚組織がないので、お互いの代謝物(分泌物)が自分に接触する事で相手の存在を認識します。

一般的に、同種類の菌同士はお互いの分泌した代謝物の中で生育することを容認しますが、逆に異種の菌の分泌物を嫌う傾向があります(忌避する、と言います)。
例えば乳酸菌などの善玉菌は、大腸菌など悪玉菌の分泌物を忌避し生育が阻害される場合があります。

私たちが腸内で、いわば飼育している数百種類、数百兆もの菌は、日々行われる分裂と増殖の過程で、同じ種類の菌の集合体となっています。これが腸内フローラと呼ばれる菌の集合体(コロニー)です。
腸内フローラは必ずしも単一の菌の集合体ではなく、上記のような共棲を許容しあう菌の集まりとも言えます。
言い換えれば、お互いの分泌物を通じて共生を許し合った、仲の良い集合体なのです。

この様な関係をみると、フローラを形成するそれぞれの菌の分泌物は、お互いの成長を阻害しない事を示します。
それどころか、お互いを許容する関係を越えて、相手の生育をさらに助長するような関係も見受けられ、試験管内の簡単な実験でも確認することができます。
これが共棲培養と呼ばれる状態で、ある菌の分泌物が別の菌の生育を促す、自然界ではよく見られる関係です(前述の働き蜂のロイヤルゼリーなどが代表的な例です)。
このような他の生育を促すような成分は『Growth Factor(グロースファクター~成長因子)』とも呼ばれ、菌の分泌物に限らず自然界に多く存在します。

腸内フローラに於いては、多くの腸内細菌の分泌物の中に含まれるGrowth Factorにより、菌同士の生育が進められているのではないかと考えられます。
反対に、お互いの分泌物を忌避するような関係では、菌同士が共存しにくい事を示します。これが菌の世界での『優勢、劣勢』にも関係があると思われます。
ラクトザイムは腸内で善玉菌として働く腸内細菌の分泌物のエキスですから、上記のように腸内の善玉菌に働きかけ、その生育や増殖を促す働きが期待できます。
実はこの働きを利用して、私共でも実際にラクトザイムを製造する時には、醗酵時にラクトザイムを少量添加して増殖促進を行っているほどです。

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