他社製品に含有される核酸を測定する
核酸とは何か
●当社製造のラクトザイム原液と、他社製品(乳酸菌生産エキスとして販売されている製品)に含有される総ポリフェノール(TPP)の量をフォーリン・チオカルト法で定量し、比較してみました。
ラクトザイム原液には、アミノ酸やペプチドなどとして機能性をもった成分が含まれると考えていますが、近年、腸内細菌が介在したポリフェノールもまた、有効成分として数々の報告があり、ラクトザイム機能性の一部を担っている可能性があります。
当社製品AからEまでの製品には、味付けのため有機酸が添加されていますので、相対的にTPPが多少低下するものの、元々の原液に含まれるポリフェノールのバラツキを考えると、 TPP含有量の差は有機酸の添加によるものではないと思われます。グラフ中に『当社製品F』と書かれているものが、有機酸未添加の原液です。
総ポリフェノールの定量により今回、分析した他社製品にはほとんどポリフェノールが含まれていないことが分かります。製造した原液を希釈して販売しているか、あるいは希釈度が原因ではなく基本的な製造方法(培養方法)が違う可能性もあります。
今回はポリフェノールという切り口で定量しただけですので、一概に80分の一しか有効成分が含まれていない、とは言い切れませんが、少なくても、ポリフェノールについてはこの製品は当社が販売している製品の1/80しか
含まれていません。
高速液体クロマトグラフによるアミノ酸の定量も行いましたが結果はポリフェノールと同様で、アミノ酸もほとんど含まれてはいませんでした。機会があればご紹介します。